河口研究室を希望する皆さんへ

研究室選び、大変ですよね。自分に何が向いているのか、どんな将来があるのか、いろいろ心配と思います。

皆さんの参考のために、私がどんなことを考えているのを、ざっくばらんに書きたいと思います。
ぜひ読んでみてください。

まず、毎年のキックオフミーティングで言っていることですが、私は「研究室は家族」と思っています。
研究室(および研究室生活)がうまく行くと、皆さんのこの先の人生もきっとうまく行きます。
そのためには、研究室の雰囲気・環境をみんなで協力して盛り上げるのが大事です。皆さんの協力に期待しています。

また、研究室に入ったら「研究活動」を行いますが、これをぜひ楽しんで欲しいです。

私は、皆さんがとても「幸運」なタイミング・時代にいると思っています。
情報システムの性能がぐんぐんと上がり、世界中でいろいろなアイディアが毎日生まれています。
そして、誰もがインターネットを通じて様々な情報を簡単に共有できてしまいます。
でも、その仕組みも誰かが考え・作りだしてきたものです。あなたにも、新しい仕組みを考えることができるはず。
大学は自ら「学び」「発見する」場です。ぜひとも、積極的に刺激的な毎日を送ってください。

研究の進め方ですが、私は「興味を持ったら徹底的に」「動かすことを大切に」というポリシーで、 理論構築から、データ収集、実証システム構築まで、幅広い研究活動をしてきました。 研究テーマも「技術を通じて社会に貢献する」という基本は一緒ですが、その時その時に使える技術、必要な技術を 追い求め、ネットワークシステムから、ユビキタスコンピューティング、位置情報システム、行動センシング、環境モデリング、 そして、自動運転の応用研究まで、多様な研究開発活動を進めています。

自分の研究活動を通じて、社会を変えていく事にも興味があるので、ベンチャー4社を設立した経験もあり、現在でも

をしています。今や、大学を出て民間企業に入るだけでなく、自らベンチャーを興すのも大きな選択肢です。ぜひ検討してみてください。また、博士課程への進学もぜひ考えてみてください。大学での研究活動は民間企業と比べて何倍も自由度が高く、いろいろな出会いの可能性があります。

社会活動的には、オープンデータやシビックテックといった「市民が技術で社会を変える」活動にも参加し、Code for Nagoya 名誉代表や、アーバンデータチャレンジ2017の愛知ブロック代表も務めています。また、WIDEプロジェクトのボードメンバーとして、他大学(主に慶應義塾大、東京大)や企業の方々との連携も進めています。

★河口研究室では、こんな人を期待しています。

  • 自ら積極的に新しい事に興味を持てる人
  • システムを作ってみたり、動かしてみたい人
  • 幅広い事にチャレンジしてみたい人

ぜひ、一緒に楽しい研究生活を送りましょう。

2018年1月15日 河口 信夫


■なお、河口研究室では、志望してくれた皆さんを原則として成績順で選考します。


以下では、2016年, 2015年に日本科学未来館で開催された「G空間EXPO」でのパネルディスカッション(河口出演)を紹介しています。

2016年は特に、屋内測位のためにいろいろなアプリケーションを実装して、実験を行いました。


■以下は、交通データの可視化(名古屋市交通局から提供いただきました)をしています。